面倒くさがり屋のDIYブログ

「面倒くさい」が口癖。掃除嫌いでズボラな性格にも関わらず、DIYやインテリアいじりが好きという人間のブログです。

洗面所を書斎にする ③フロアタイルを敷く

洗面台の書斎化作業の続きです。

 

diy30.hatenablog.com

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前回・前々回で水道管と排水管を撤去できました。

 

邪魔なものはなくなりましたが、
床はクッションフロアを剥がしたみすぼらしい状態です。

 

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(写真右上の洗面台は撤去済み)

 

当然ながらこのままでは嫌なので、
上に何か敷きたいところです。

 

クッションフロアにするかフロアタイルにするか。

選択肢としては、①クッションフロア、②フロアタイル、③フローリング
があるかなと思いました。

 

フローリングは面倒くさそうですし、
また気が変わって部屋を別の用途にするかもしれないので、
あまり手はかけたくない。

 

そうなるとクッションフロアとフロアタイルですが、
クッションフロアのメリットは、コストが安い。
フロアタイルのメリットは質感が良く、耐久性がある。

 

ということでした。

 

部屋の面積が2畳もないので、
フロアタイルでも5,000円台で収まりそうだったので、
フロアタイルを選択。

 

サンゲツのウォルナットWD744というものに決めました。

巾木と同じような暗い茶色のフロアタイルです。

 

www.sangetsu.co.jp

 

サンゲツのサイトでは1ケース14,380円と記載されていますが、
私はネットショップで5,500円程度で購入できました。

 

 

スクレイパーで接着剤跡をきれいにする

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ホームセンターでスクレーパーを買ってきました。

刃がついているフライ返しみたいないもんです。

 

これで床についた接着剤の跡をゴシゴシ取っていきました。

 

これが結構しんどい。

 

しかもどこまでキレイにすれば良いのかわからない・・

 

最初は結構さくさく取れて気持ちよかったんですが、
ある程度やると段々取れなくなって(目立つところからやっていたため)
面倒くさくなってきました。

 

以前キッチンのリフォームを業者さんにお願いした時、
業者さんはクッションフロアを敷き直すのに
もともと貼ってあるクッションフロアの上に新しいものを敷いていましたが、
そうした理由もわかります。

地味な作業です。

 

洗面台は2畳弱なので、大したことなかったですが、
普通の広さの部屋だととんでもない時間がかかりそうです。

 

30分ぐらいやってなかなか取れないので、
スチームクリーナーがあることを思い出し、
物置から引っ張り出してきました。

(結婚式の内祝いのカタログギフトでもらってほとんど使っていなかった。)

 

スチームクリーナーの蒸気で接着剤が取れやすくなるかなと思ったんですが、
水浸しになっただけであまり意味はありませんでした・・・。

 

 

まだ接着剤跡はかなり残っていたのですが、
手で触っても段差をあまり感じなかったので、
作業終了として、フロアタイルを貼っていくことに。

 

フロアタイルを敷く

フロアタイルの敷き方はYoutubeやネットで予習しました。

www.diy-shop.jp

 

ポイントとしては、
・部屋の半分ずつ貼っていく
・部屋の端から貼らない
フロアタイルの方向を合わせる

が重要なようです。

 

ホームセンターで
ボンドとクシを買ってきました。

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ボンドはクッションフロア用というのを買いました。
フロアタイルはクッションタイルではありませんが、これで問題はないようです。

「クシ」はボンドを薄く伸ばすのに使う道具です。

ネットによるとフロアタイルを密着させるのに、
「ローラー」が必要と書かれていました。

 

ホームセンターには壁紙を貼るためのローラーしかなく、
それも700円ぐらいしたので、買いませんでした。

 

ローラーのかわりにイスのキャスターを使う

椅子のキャスターがローラーとして使えるんじゃないかなと思いつきました。

 

移動するたびにキャスターが引っこ抜ける古いイスがあるので、ちょうどよかったです。

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相当年季が入っているイスなので、キャスターも重厚な感じ。

このキャスターは非常に役に立ちました。

 

ボンドを塗る

ボンドを塗る前に、フロアタイルを仮置きして位置調整をしました。
適当に置いていくと、部屋の隅で幅が狭くなり過ぎてしまうことがあるそうです。

 

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我が家の職人さんが手伝ってくれました。

 

ボンドを塗るのは、クシで薄く伸ばしていくだけなので難しくはないのですが、

意外と大変だったのは部屋の隅の塗り方です。

 

ダイナミックにクシを動かして巾木に結構ついてしまいました。

 

そのつど雑巾で拭くのですが、何回も繰り返すので、雑巾がボンドだらけになって
拭いているのかボンドを伸ばしているのかよく分からないことに。

 

端の方は繊細に塗ったほうが良いようです。

 

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半分塗ったところです。

 

すぐに貼らずにオープンタイムをとる

素人考えでは、接着剤を塗ったらすぐに貼らないと!と思ってしまいますが、
木工用ボンドなんかと違って、こういうボンドはすぐに貼らず、しばらく時間を置く方が接着力が増すそうです。

 

これをオープンタイムと言うそうです。

 

私が買ったボンドのオープンタイムは10〜40分と書いてましたので、
とりあえず10分置いてからフロアタイルを貼ることに。

 

フロアタイルを貼っていく

私の買ったフロアタイルは、長さ約91cm、幅約15cmの板(塩ビ)の24枚セットです。


フローリングの1枚の板が、塩ビのパネルになっている感じです。

 

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フロアタイルの裏面にはこういう矢印マークがついているので、
貼るタイルの方向を全部揃えないといけません。

 

バラバラだと光の当たり具合によって見た目が悪くなるそうです。

 

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半分貼りました。

 

やってみて思ったのは、
・部屋の中央から貼るのは重要
・ボンド塗りすぎると大変
・端っこの処理するときにボンドつくけど良いのか。

ということです。

 

部屋の中心で線を引いて、その上に貼っていったのですが、
手作業なのでわずかにズレます。

端から貼っていくと、反対の壁に到達する頃には
斜めになってたかもしれません。

 

ボンドを塗りすぎるとはみ出てくる

ボンド塗りすぎは、一番厄介でした。

 

貼った後、ローラーでゴシゴシやると、

フロアタイルの間から、ボンドがはみ出してきます。

 

雑巾で拭くんですが、
例によって雑巾がボンドまみれになり、
いろんなところを拭いているうちに
知らない場所にボンドがつきまくっていました。

 

私のズボンにもついてました。

 

なぜか作業着ではなく、外出用のズボンで作業をしていたので、
後で家人に責められました・・・

 

ボンドがフロアタイルの表面にもついていたのですが、
拭いてもちゃんと取れていなかったようで、
完成後も光の角度によってはうっすら跡が見えてしまっています。

 

 

端の処理は上に挙げた参考サイト通りにやったのですが、

カットしないタイルを定規代わりにしてセットするので、
そのタイルの裏面にボンドがついてしまいます。

 

裏返して脇に置いておいたのですが、
このやり方でいいのか疑問に思いながら作業を進めました。

 

結局ボンドをつけすぎたのが良くなかったということにつきるかもしれません。

 

排水管の上に強引にフロアタイルを敷く

前回の記事で排水管を塞いだ際に、
床面とわずかに段差があると書きました。

 

そのままフロアタイルを敷くか、
フロアタイルを円形に切り抜いて排水管の蓋を露出させるか迷ったのですが、
ボンドを塗りをしていて、そのまま排水管の蓋もボンドで塗ってしまいました。

 

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排水管の上もボンドを塗りました

 

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排水管に被せたフロアタイルは少し浮いてしまっています。

 

写真は仮置きでボンドでとめていない仮置きの状態です。

 

ボンドで接着したところ、ぱっと見は段差があるようには見えない程度になりました。
フロアタイルの側面が見えることもありません。

 

おそらくこの部分は剥がれやすくなると思いますが、
そのときはまた自分で修理できるからいいかなと。

 

残りの半分も貼って、完成! 

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残りの半分もやって、完成です。

 

今度はボンドの量を減らしました。

 

ボンドの量を減らすと、はみ出さないので作業もはかどりました。

 

この写真はあまりきれいではなありませんが、
実物はかなりきれいです。

 

ピッタリサイズに収まるのが気持ち良い

端までピッタリとフロアタイルが収まるのはとても気持ち良いです。

作業を手伝ってくれた4歳の次男も
「ここは僕の部屋だー!」と言ってはしゃいでいました。 

 

 あとは壁に残っている水道管をどうするかですが、
今のところ良いアイデアが思いつきません。