面倒くさがり屋のDIYブログ

「面倒くさい」が口癖。掃除嫌いでズボラな性格にも関わらず、DIYやインテリアいじりが好きという人間のブログです。

やっぱり不動産は立地が一番大事というメモ。

リフォーム屋さんとの話。

興味深かかったのでメモ代わりに書いておきます。

 

 郊外のワンルームマンション、月1万円台で借りられる

数年前、政令指定都市の郊外にあった大学が移転しました。

 

すると、大学の周りにあった学生向けのワンルームマンションが

空き室だらけになってしまったそうです。

 

駅からバスで15分、みたいな場所にあった大学だったのですが、

周囲には大手のデベロッパーが「土地活用」と謳って

地主に建てさせたワンルームマンションが乱立。

 

学生がいなくなると、立地が最悪なので

借り手がなく、空き室だらけに。

 

大家さんは、空き室は困るけど、

かといって物件には何の付加価値もないので価格競争になる。

賃貸価格がどんどん下がり、今では1万円台になってしまったとか。

もちろんトイレ・風呂つき。

 

当然利益は出ず赤字だけど、

壊すのにも莫大な金がかかるので、そのまま。

 

リフォーム屋さんは、そういう大家さんから

空き室率改善のための相談を受けるらしいのですが

人口が減少していく中で、一筋縄ではいきませんよね。

 

ワンルームマンションに限らず、ファミリー向けの住宅でも

立地が悪いところでは同じような状況になっていっているそうです。

 

いずれも駅からバスのところ。

 

一方、大都市の都心は需要が旺盛

大都市の中心部は需要があるものの、こちらの方は物件を建てる土地がないので

面積あたりの戸数が増やせる、タワーマンションが建つ。

 

仕入れ価格や建築コストが上がってるし、

都心なので物件価格はめっちゃ高い。

7000万とか。

 

それでも売れてる。

 

しかし、そろそろ買える層もいなくなるんじゃないかと。

中国もバブル崩壊っぽいし。

 

そうなると都心にある中古物件をいかに活用するか

価格が上げられないし、立地も良くないとダメということになると、

都心にある中古物件が俄然魅力的になってくる。

 

立地がよければ買い手・借り手がつくので、

リフォーム屋には追い風の状況。

 

安いからと言って郊外の駅からバス15分みたいな家を買うと、

あとで困ることになる。(転売するつもりがないなら別にOK)

 

 要は、不動産は立地が最も重要だという話でした。

 

あと、築25年ぐらい経つと、マンションは

大規模修繕をしないといけないんだけれども、大規模修繕専門の業者が急成長してるとか。

元々は大手の下請け・孫請けだったのが、自分たちが直請けして急成長。

規模がでかいので利益が出しやすいそうで。