築25年以上でも耐震基準適合証明書を取っておけば住宅ローン減税が受けられる
住宅ローン減税の適用を受けるのに、確定申告が必要です。
ローンの残高証明書をもらいに行ってきました。
すると銀行の窓口で、
「お客様の物件は、築25年以上経っていますので住宅ローン減税の対象でないかと思いますが・・・」と言われました。
銀行の窓口の人も知らないのか・・・。
地方銀行の小さな支店なので知らないのかもしれませんが、
知らない人が結構いるのかもしれませんね。
財務省の住宅ローン減税制度の概要によると、対象住宅は、既存住宅（中古）の場合、
1 床面積50平方メートル以上
2 築後20年以内（耐火建築物は25年以内）又は地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準（耐震基準）に適合すること
（注）耐震基準に適合しない床面積50平方メートル以上の既存住宅の取得後入居前に一定の耐震改修を行った場合の既存住宅の取得も対象
とされています。
マンションは基本的に耐火建築物なので２５年以内が条件になってきますが、
「又は地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準（耐震基準）に適合すること」って書いてます。
要は２５年以上経ってても、耐震基準に適合してればOKってことです。
で、「耐震基準適合証明書」を取得すれば基準を満たせます。
私の場合は、住宅購入時に不動産会社の担当の人にお願いしたら、
証明書を出してくれる会社を探してきてくれました。
費用は65,000円ぐらいだったと思います。
それなりの金額ですが、この証明書があれば
１）10年間で最大200万円の住宅ローン控除
２）登録免許税の減額
３）不動産取得税の減額
といったメリットがあり、余裕で元が取れますので絶対やったほうがいいです。
それと注意点としては中古住宅を買ってから、入居する前までに取得しないといけないという点です。
入居してから取得しても後の祭りです。
（私のときは、家の「購入前」までだったんですが、去年から「入居まで」に時期が緩和されたようです。）
